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初期伊万里 染付野菊文 塩皿 sss04

初期伊万里ならではの素朴でおおらかな染付野菊文が描かれた、輪花縁(菊花状の縁)の塩皿です。

本品は約三分の一の欠損があった箇所を樹脂によって丁寧に成形・復元し、漆芸技法の「炭蒔き(すみまき)」による深みのある黒地で仕上げています。

さらに、残された呉須の野菊文から繋がるように金蒔絵と銀蒔絵で花草の意匠を描き足し、継ぎ目を美しい金継ぎで加飾。白磁の柔らかな風合いと漆黒の炭蒔き、そして繊細な金銀の輝きが見事な対比を生み出し、傷を単なる修復にとどめず新たな芸術的景色(見立て)へと昇華させた唯一無二の呼び継ぎ・見立て修復作品です。

【特徴・仕様】
種別:初期伊万里(染付・輪花塩皿)
文様:染付野菊文
修復・加飾技法:樹脂復元、炭蒔き、金継ぎ、金銀蒔絵
見どころ:
呉須の藍色と対をなす炭蒔きの黒い質感
欠損部から連続して広がる蒔絵の野菊文
初期伊万里特有の砂高台や素朴な釉調を活かした趣ある仕上がり